楽しいハラール・フード屋
ぶらぶら散歩するといいことがあります!
うちの家から自転車で5分ぐらいのところに、昔から、外国人がたくさん住んではる地域があります。その通りには、カトリック教会と、日本で一番古いモスク(立派なドームが素敵)が、仲良く並び、インドの民族衣装のサリーの専門店や、しゃれた雑貨店なんかもたくさんあり、なかなか楽しい。いつも暗くなってから通ることが多く、気づかなかったけど、その通りからわずか一本山側に入ったところに、ねぎぼうずみたいなかわいらしい青い丸屋根と白い十字架が。ハリストス正教会(ロシア正教系の教会)の教会だった。あるとは知ってたけど、ここだったのね。「聖母就寝聖堂」と銘板に名前。(正教は「聖母」っていわず「生神女(しょうしんじょ)」っていうのでは…?ま、いいか)カメラを持ってなかったので撮り損ねたけど、ひっそりと、真っ白な壁と青屋根の対比がとても美しい教会でした。ちなみに「就寝」は正教会独特の訳語で「永眠」というような意味らしいです…。屋根の上の十字架はよく見かけるふつうの「+」じゃなく横棒の下にもう一つ斜めの横棒があります。違う宗教の、しかも地域で中核をなす礼拝施設がご近所同士、なんだかいい風景。
話が逸れましたが、モスクから一本南へ入った道の角(女子大の向かい)に、ハラールフードの専門店を新たに見つけました。KOBE HALAL FOODhttp://www.geocities.jp/kobehalalfood/japtop.htm
ハラール・フードというのは、ムスリム(イスラム教徒)に許された食べ物という意味で、豚肉や酒を食べないという戒律はよく知られていますが、肉だけでなく、豚由来の一切の原材料(脂など含めて)やリキュール類の入ったお菓子も駄目(奈良漬も駄目?日本料理はたいていみりんを使うけど、これはどういう判定に?)。また、牛肉や羊肉やチキンなど豚以外の肉でも、教義にのっとった屠畜方法(神様の名前を称えて祈り、完全に血を抜き去る)でないと「ハラール」じゃなくバツ。日本で貫徹するのはなかなか厳しそうです。で、そのお店ですが、一歩入ったとたん、スパイスのとてもいい香りが…。あるわ、あるわ、カルダモンやナツメグや、アニスやら、スパイス類が、挽かないまるごとのまま、小袋にわけて山積!その種類の豊富さと、香りのよさに、エスニック食品大好きの私は大興奮。さらにうれしいことに、日本では10何年前の米不足騒動が過ぎて以来、一般店ではとんとお目にかからない長粒種のお米(外米とか言われてた。私は好き)が産地ごとに何種類も売ってます。それに豆類が大充実。レンズ豆やら、ひよこ豆やら、その他名前も分からない珍しい豆類、インド料理店やトルコ料理店で食べた豆がたくさんありました。また、日本ではあまり見かけない塩や油につけてない生のカシューナッツやピスタチオやサルタナレーズン(緑のレーズン。おいしい…)がありおやつに購入。帰り道でさっそく味見しました。おいしいかったです。
もちろん、ハラール肉も、冷凍ですが各種あり、特に日本の普通のスーパーではあまりおいてない羊肉が充実してるので、好きな人にはたまらないでしょう。肉はパッケージが大きい。みなさん、遠くからやってきて、まとめ買いされるのでしょうね。
面白かったのは、大豆たんぱくで作ったハムやソーセージ。非ムスリムでも、ベジタリアンの方が重宝されるのでは。家の近所で、思わぬ発見。今度はもうちょっと大きなかばんで、買出しに行こうと思いました。
写真は戦利品で、左下から、インドネシアのミーゴレン(焼きそばみたいなの。たった80円でした)、シンガポール製トム・ヤム・クン味ラーメン、インドのバスマティ・ライス(長粒種のお米)、油漬けしてないサルタナ・レーズン、カルダモン、カシューナッツです。
ちなみにハラール・フードの店はモスクの向かいにもあります。ベストすぎる立地やな…。![]()
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